水沢ガス株式会社(代表取締役社長:高橋庄美、以下「水沢ガス」))は、ENEOS株式会社(代表取締役社長:大田勝幸、以下「ENEOS」)とカーボンニュートラルLNGの売買に関する契約を締結し、カーボンニュートラルLNGの受け入れを開始しましたのでお知らせいたします。
水沢ガスが購入するカーボンニュートラルLNGは、海外の森林保全プロジェクト由来のCO2クレジット※1を活用したもので、天然ガスの採掘から燃焼までの工程において発生するCO2を、植林や森林保全によるCO2吸収量で埋め合わせすることで、地球規模ではこの天然ガスを使用してもCO2が発生しないとみなされるLNG※2になります。
今回の契約では、水沢ガス内の都市ガス製造設備において使用する都市ガス1年分に相当する量を購入し、約46トンのCO2排出量削減に貢献します。今後は都市ガスを利用されるお客さまの環境対策の取り組みやニーズに合わせて、引続きENEOSと協力し、カーボンニュートラル都市ガスの販売についても検討を進めてまいります。
水沢ガス社是の1つである「吾が社の事業目的は公益事業の使命に徹して社会の文化経済に貢献することである」を基本理念として、都市ガス供給を通した地域発展に貢献してまいりました。脱炭素社会の実現に向けた事業活動をさらに強化するため、カーボンニュートラルLNGを利用することで、脱炭素化を推進し、ひいては地域の持続的な成長及び地球規模でのカーボンニュートラル社会の実現に貢献いたします。
今後も地域発展と脱炭素社会実現に向けた取り組みを継続し、環境負荷の少ない都市ガスを安定的に供給してまいります。
※1 環境保全等のプロジェクトにより創出されたCO2削減効果を、信頼性の高い検証機関がCO2クレジットとして認証したものです。今回水沢ガスが受け入れるカーボンニュートラルLNGは、海外の森林保全プロジェクトから創出されたCO2クレジット等を利用しており、地球規模での温室効果ガス排出抑制に加え、現地での雇用創出や生物多様性の保護にもつながっています。
※2 Liquefied Natural Gasの略称(液化天然ガス)
受入式の様子
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